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施工実績

3世代が仲良く安心して暮らせる家

 ご相談をいただいたのは、お母さまからでした。”娘世帯と住めるように。荷物がたくさんあるので何とかしたい。”が始まりでした。
50代のお母さま、30代の娘さま世帯、幼いお孫さま2人の3世代合計5人。
名古屋市内のマンションで約73㎡であれば一般的な広さですが、家族が集まれるLDKと個室が4室、それと5人分の収納確保を同時に叶えようと
考えたのが、空間を縦に間仕切る事でした!また、亡きお父さまのお仏壇をリビングに置きたいが、来客時には扉などをつけて隠すことができるようにもしたい。とのご要望もありました。

お客様のご要望は叶えながらリノベプランを考えますが、大切なのは私たちがお客様の10年後20年後の住まい方をお客様と一緒に考えることです。
10年20年経つと家族の形態は変わり、住まい方も自ずと変化してきます。その変化にも対応できるようなプランをご提案します。
今回も、お客様と10年20年後どのように暮らしたいかというお話も伺いながらリノベプランを考えました。
 

2段ベッドで空間を縦に間仕切る。

限られた空間を最大限活かすために考えたのが、造作2段ベッドで子供室を2室確保するです。
LDKに隣接した和室を解体し、造作二段ベッドで上段ベッドは右側に個室、下段ベッドは左側に個室を配しました。2室ともに各ベッドの脇には小さいながらも洋服掛けの収納スペースもあります。子供室の広さは勉強机が入りる必要最低限の大きさで良いとご家族のご意向を基にご提案しました。リビング側には幅1ⅿ奥行20㎝ほどのキッチンで使える食器・備品や買い置き食糧品などをストックできるパントリーも確保できました!
子どもが独立した後には、2段ベッドの子供室は将来的には収納場所やウォークインクローゼットとしても活用もできます。

リビングをゆるやかに間仕切る

3世代5人家族が一緒に食事を取り、楽しくゆっくり過ごせるようになるべくLDKは大きく確保しました。
そして、リビングの一角にファミリークローゼットをゆるやかにテレビ用の壁で間仕切りました。
なぜファミリークローゼットをリビングの一角に設置したかと言いますと、家族の今の状態はそう長くは続きません。お子様が成長して独立した後、家族がご夫婦2人になった時に今ほどの収納場所も不要になりお子様が新しい家族を連れて自宅に戻られた時には今よりももっと大きなスペースで集まったり、食事をしたりする時が来るかもしれません。その際にはファミリークローゼットを撤去してリビングを広げることが可能です。

20年後を予測しながら、今を最大限に充実させる。

Before

プラン
家族構成 50代母 30代夫婦 子供2人
種別 マンションリノベーション
間取り 4LDK
延床面積 73.73㎡
築年数 29年
施工期間 2ヵ月
所在地 名古屋市緑区

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